今回は最初の変換基板をMSXにさして動作を確認してみたという内容です
今回生贄?になるのはこちらYAMAHAのCX11です。手元にあるZ80のDIP40版搭載のマシンとしてはこれとSONYのHB-F1XVのみで、後者はちょっとはんだ作業が厳しそうだったので断念しました。
ただ、MSX1でFDDもないのでプログラムを作成して動作を見ていくという今後の実験の手間がとてもかかるので、実家からPanasonicのFS-A1F(MSX2 FDD内蔵)を持ってくるかそれに近い機種を手に入れるかしようと思います。実家のA1Fは不動品です。
さて、このCX11本体もきれいなのがわかると思いますが、基板もかなりきれいです。ほとんど使われていなかったからだと思います。知り合いから昔譲ってもらいましたが、当人も何かの動作確認に使う程度でほぼ使用していなかったと思います。ずっと箱にしまわれていました。
少しはんだを吸い取ってみましたが、うまくいかないので思い切って足をすべてカットして1本ずつ抜いていくことにしました。
かわいそうな姿になってしまいましたが、壊れたわけではないので秋月電子で購入したリードフレームをはんだ付けして使えるようにしたいと思います。
はんだやヤニをきれいにしたところ。パターンが剥がれたりはしませんでした。一安心です。
ソケットをはんだ付け。丸ピンのソケットがなく、こちらを使用。
KL5C8400の変換基板をソケットに挿し、その上にリフレッシュ回路基板を挿したところ。とりあえず完成です。
電源をいれてBASIC起動画面、Konamiのゲーム(がリウスの迷宮、沙羅曼蛇、F1スピリット)を動かし、少しゲームを操作してみましたが問題なく動作しました。よさそうです。音が早くなったり、ゲームの進行が早くなったりはしていません。
動作させている動画(Youtube)へのリンク
(どうやらこの"新さくらのブログ"(2024年9月リリース?)はまだ動画などの機能に対応していないようです。今後対応されるないし貼り方がわかりましたら直接見られるようにしたいと思います)
最初の変換基板で既存マシンでも動作することが分かったので、この内容でDIP40に収まるように基板を作り直してみます。またCPUを追加購入できたので少し多めに製作してみます。
ところで、今回失敗したな、と思ったのはソケットと変換基板につけた足(リード部分)です。写真のように細いピンヘッダー(でいいのかな?)を使いました。ピンは四角ではなく丸いタイプです。とはいえ、これでも通常のICの足よりも太いため、ソケットに挿すときにちょっと力が要ります。それにもしかするとソケットの金属が変形してしまうかもと心配になります。つまりあとでZ80をソケットに挿そうとしたときに接触不良とならないか心配というわけです。
次の基板にはんだ付けするときにはなんとかしたい。ということで探したものがこちら、リードフレームという商品。これを使えばよさそうです。