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今回は少し寄り道ですが、現在二階建ての変換基板を1枚のDIP40にした時にも動作確認に使えるということで前回ブレッドボードで組み立てた回路をPCBにして使いやすくしておくという内容です。実用的なものではないのでささっとメモ程度に記録しておきます。
早速KiCADで作図です。
配線。面積が大きいと制作費用が高くなるのでなるべく小さく。と言っても10cm*10cm以内だと変わらないみたいなのでもう少し余裕ある配置にしてもよかったと思います。
KiCAD上でレンダリングされた図。電源はACアダプタもしくはUSB Type-CかMicroBのコネクタをつけられるようにしてあります。しかしACアダプタの電圧は高めに出るのでそれを直接使う回路はよくなかったと基板の発注後に思いました。またUSBの端子が手元にないのでこれは後日入手できたものを取り付けます。
CPUは抜き差ししやすいようにZIFソケット。アレイ抵抗は手元に1kΩがなくて4.7kΩをつけるのでちょっと暗いかもしれません。
出来上がった基板です。変換基板が出来た時にはこれを使って簡易テストします。青いピアノスイッチでメモリの値を設定します。
クロックについては水晶発振器を写真右下のソケットにつけます。動作を目視できる低速クロックについてはNE555でアナログ的に周波数を変えていくのは面倒なのでPICマイコンで0.5~10Hzを切り替えられる低速クロックモジュールを作成しました。
次回はCX11(MSX)をソケット化してKL5C8400を挿して動かしてみたの巻です。