
そろそろ動くようになったのでタイトルを変更したいところですがレストアプロジェクトはまだ終わっていないので後でわかるようにそのままにして(n)の番号だけ増やしていきます。
今回はコンデンサ交換です。交換用の電解アルミコンデンサがそろったので交換します。容量とサイズの組み合わせ、それから電源回りには低ESRコンデンサを選択することを考慮しても秋月電子でちょうどよさそうなものがそろう感じです。また使用数もA1WXに比べて少ない気がします。今回は手元にあるものも使用しました。割とよくある容量ですし、サイズも他の基板や部品(キーボードとか)に干渉するようなシビアなところはほぼありませんでした。下の写真の右側の背の高い3300uFが隣接の基板に干渉するかどうか気にしたくらいです。
写真は交換済みの物です。ほぼ中央にある大きなコンデンサは200V100uFのものを250V100uFのNichiconのLGJに交換しました。一回り小さくなっています。右側のコンデンサのうち一番大きく見える(背も高い)のが16V3300uFのコンデンサですが、これだけボンドで基板にくっつけられていた跡がありました。劣化したのか剥がれていましたが、もしかしたら振動して鳴くのを防止するためかもしれないので後で何かつけておこうと思います。

コンポジットビデオとオーディオ出力部のカップリングとして使われているコンデンサはオーディオ用の電解コンデンサ(秋月で売られているNichicon MUSEのKZとか)にしてもいいかもしれません。ですが、内蔵の音って結構ノイズ乗っているらしいのでそこまでしなくてもいいかなとなりました。(数個単位で買っているので値段は大して変わらないと思います)もし変えるならHIC基板上の10uFもMUSEにしたほうがいいかも。

メインの基板上、HICのすぐそばにあるコンデンサの交換。じっくり焦らず。もともとリードが見えているコンデンサについてはニッパーでカットしてから残りを取り除くなど安全方向で。

多く使われている1000uFは一回り小さいものになりました。写真ではその1000uFは1つまだはんだ付けされていません。
シルク印刷でマイナスの方向がわかりやすくなっているので作業はとてもやりやすかったと思います。
電源を入れて動作を確認。コンデンサ交換したばかりなのでエージングとかあるのかもしれませんがあまり気にしていません。とりあえずカートリッジのゲームをしてみます。
あ、それと電源基板にはシールド板がついていましたが、まだ外したままです。これ少し磨いてみて挫折しなかったらきれいになったものを取り付けたいと思います。
次はFDDの改造と接続です。Xにはすでにつぶやきましたが、やらかしてしまいました。こうご期待?
(つづく)