今日はちょっと朗報。少し前にできるだけ掃除してコンデンサを張り替えたHIC基板、どれくらい動いてそうか、壊れてそうかオシロスコープで信号を見てみました。
その結果こいつどうも生きているポイぞということがわかりました!何も映りませんが。
まずはこちら、RGB->コンポジットビデオ変換のCXA1145のC-Video出力ピンにプローブを当ててみました。それっぽい信号が出ています。色の信号がないのでたぶん黒画面を出し続けているのではないかと思います。HIC基板のR,G,Bそれぞれの入力信号を見ても電圧に変化はありませんでした。
こちらはChroma Outピン。ちょっとノイジーな気もしますが
最後はY outピン。どれも信号が出ています。
音声に関してはそもそも音を出していないので信号を見ても出ていないとしかわかりませんでした。これはそこまで修理が進んだらまた確認したいと思います。
ということで、MSXが初期化まで進んでいないのではないかと予想しています。ROMが読めてない、RAMが壊れている、CPUの信号が断線しているあたりをにらんでチェックを進めてみたいと思います。
まずは回路パターンの断線がなさそうかじっくり確認してみます。
そのあとはROMやDRAMを外してチェックしたいと思います。ROMはROMライターで読めるか確認します。DRAMはDRAMチェッカーを作成するところからですね。
ごリぽんさんが製作していたのを思い出して検索しました。こちらが使えるはずです。
GitHub - goriponsoft/DRAM-Tester-x1x4-lcd: DRAM tester that supports 4116/4164/41256/4532/4416/4464/44256 and is equipped with an LCD.
それにしても明らかに自分が壊したところではない箇所(HIC)が無事そうでとりあえずよかった。
(つづく)