EPG4のLab.

リードフレームの補修

2026-03-19 10:04:15
2026-03-19 14:47:02
目次

KL5C8400 DIP化基板【完成品】の足(リードフレーム)が不慮の事故で折れ曲がったりして回復不能(交換するしかなさそう)となった時

こんな時の参考になればと”一応こんな感じで取り付けたらそれなりにつけられます”の情報を残しておきます。ただ丸ピンタイプのヘッダピンを使うほうがより簡単できれいに仕上がると思います。

リードフレームはこちら、秋月電子さんで売ってます。2種類ありますが違いは後者が秋月電子さんが型代を負担してカスタムオーダーした製品とのこと。

[114182]基板用リードフレーム SHP-001
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g114182/
[114883]基板用リードフレーム BQ04-SN
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g114883/

丸ピンヘッダを使う場合はこの辺でしょうか?(こちらで試しに使用した丸ピンヘッダは秋月電子からの購入品だったかわからない手元在庫を使ったのでこの変換基板での使用実績はありませんがたぶん大丈夫だと思います)

[116983]丸ピンヘッダー 1×20 (20P) MH-1X20-L2
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g116983/
[100268]丸ピンヘッダー DIP40 2227P-40G-06-10
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g100268/

以下はリードフレームを取り付けるときの様子です。同じことをするのは敷居が高いかもしれないです。3Dプリンタ登場しますし。

1)落として曲げてしまった!ピンを抜く
これくらいだったら定規とか硬いまっすぐなもので両側から抑えてあげるとまっすぐに揃えられます。「ピンそろった」(サンハヤト)を使うのも手かもしれません。新しいのにする場合はピンをピンセットなどで引張りつつはんだごてではんだを溶かして引き抜きます。1つづつ。その後ではんだ吸い取り線でスルーホールをきれいにします。自動はんだ吸い取り機があったら簡単だと思います。

2)リードフレームをまっすぐにはんだ付けする
リードフレームをまっすぐにはんだ付けするためガイドになる角材を3Dプリントしてます。サイズはW15.2mmxH10mmほどです。両サイドの角材は適当。これで抑えた状態で手早くはんだ付けします。じっくりやっているとプラスチックの角材なので溶けてしまいます。

こんな感じ。まだ全部のピンがつながっています。

3)リードフレームのつながっている部分を切り離す
今度は別の角材が出てきました。これはW15.2mmxH6.2mmの角材です。そして凸な形状になっています。この段差は適当に2mmほどにしてあります。

このようにはめます。下図では凸の形状が下を向いています。

そのあと別の角材2本いずれも厚み6.2mmで挟みます。ものものしくねじ止めしていますが手で押さえるのが面倒になったからです。

拡大してみるとちょうどリードフレームのくびれているところが面位置にくるかんじになります。6.2mmです。

ニッパーで1つづつ切り離します。なぜこうするかと言うと、特に両側から抑えることをせずにニッパーでぱちぱちと切ってもいいのですが、そうするとピンの長さが微妙にそろわないことと、切断の際の衝撃でピンが曲がるので、こうして押さえておいて切ることにしています。

それっぽくそろって切ることが出来ました。凸の形状についてはリードフレームを基板にはんだ付けすると基板裏側にも若干はんだが流れます。その盛り上がりのために棒がピンから浮いてしまい、うまくピンを抑えることが出来なくなるので空間を作っています。

出来上がり。

丸ピンヘッダを使った場合このような感じになると思います。これは秋月電子で購入したものかちょっと不明で申し訳ないのですがおそらく同じようにできると思います。こちらは治具がなくてもまっすぐにはんだ付けするのはそれほど難しくないと思います。

丸ピンヘッダもピンが細く柔らかいので結構簡単に曲がります。また折れやすいです。でもだからといって普通のピンヘッダは絶対使わないことをお勧めします。丸ピンソケットにはないりませんし、普通のソケットに挿すと太すぎるのでソケット側が変形してしまいます。その後で普通のZ80やリードフレームタイプを挿すと接触不良になるかもしれません。

横からの写真。基板と黒いプラスチックの間に見える金色の太めの台がちょっとかっこいい。

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EpicGadgets4

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