EPG4のLab.

不動FS-A1Fの現状 (10) - ROM基板 その2

2025-03-05 13:37:58
2025-03-05 13:47:57
目次

UV-EPROMが届きました。EEPROMにしなかったのは単に使ってみたかっただけとも言います。実際初めて使います。今回のUV-EPROMの容量は128KB(128Kbit*8)です。もっと小容量の物は手元にあったり、同容量だけどずっとアクセススピードの遅いものもありますが使ったことはありませんでした。ドキドキ。

届いたのはUV-EPROMだけではなく、SRAM(512KB)やA1WX用にFDDのコネクタ(以前取っ払ってケーブルを直付けしていたので元に戻したく)などです。SRAMについては、昔何かのゲームカートリッジ(多分"我楽多"というソフト)から抜き出したとメガロムコントローラが2つほど(いずれもASC1)出てきたのでそれで似非RAMカートリッジを作ろうと思い購入しました。昔128KBのSRAM2個でもともとのゲーム基板を利用して作ったものはいまでもWXでRAMDISKとして重宝しています。今度は合計1024KBになり、2DDディスク1枚が丸ごと入るサイズにしたいです。

UV-EPROMが届きました

まず、焼きこむためのROMイメージを作ります。前回オリジナルのROM2個(128KBと64KB)吸い出していました。このうちのUV-EPROMに書かれている64KBを前半の64KBに、DA1024D0362Rの後半64KBをイメージの後半64KBにした合計128KBのROMイメージをWindows上のバイナリエディタで作ります。詳しくは前回の内容を見てください。

TL866IIの書き込みソフトでROMイメージを書き込んでいるところ

書き込み中の画面

書き込みが完了してシールにDAFSA1Fとマジックで書いたところ。

書き込みが完了し、遮光シールも貼られたROM

遮光シール。部品箱にあったはずと昔の記憶を頼りに発掘しました。出てきたのがこれです。裏も表も黒というかこい茶色?銀色のシールを想定していたのでこれであっているのか心配になってきました。一応光にかざしても透ける様子はなかったので大丈夫だと思いますが。。かなり昔に(それでも2000年過ぎた20年前くらい)手に入れたものですが経緯を覚えていません。当時ROMを焼いてみようと思っていたのでしょうか。そんな古いものではありますが、シールの粘着力はしっかりしていてこれまた驚きました。なんだろうこの驚異の品質は。

遮光シールは多分これであっている

今回はあっさりとここまで。次回はメイン基板へのはんだ付けと動作確認です。

(つづく)

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