EPG4のLab.

不動FS-A1Fの現状 (8) - FDDドライブ換装その2

2025-02-17 15:49:52
2025-02-18 09:17:26
目次

手元にあるドライブについて、ALPSやSONYのベルトレスドライブがあるのですがベゼルなしなので今回は使うことを考えていませんでした。しかし、すっかり忘れていたのですが MITSUMI製 D359M3 というドライブがありました。前回の冒頭で出てきたようにもともとこのベゼルを使う計画でした。このドライブはちょっと使い込まれていてほこりが結構あるなどくたびれた感があるものです。

これに気が付いて見てみると、なんだか限りなく D353M3 に似ています。何が違うのだ?というくらい似ています。よく見ると若干0Ωジャンパーの違いやモーター基板上の部品点数に違いがあるのがわかりました。実際にはこのドライブの差は3modeと2modeの違いのようです。

D353M3とD359M3

D353M3とD359M3

ということで前回と同じ改造でいけます。今度はモーターのある場所のカバーは絶対外さないようにし、横から2HD検出スイッチをショートさせました。

隙間からはんだ付け

基板の改造も完成。
-34pinのパターンをカット。ダイオード1N4148を使って図のようにMTと書かれた場所に配線する。
-12pinのパターンをカット。そのパターンをカッターの背で削って銅パターンを露出させ、そこから10pinに配線する。

D359M3の基板改造

MSX-FANのディスクで無事起動することを確認。フォーマットや読み書きも今のところ問題なし。フォーマットしたディスクをPC側で読み書きしても問題なし。今のところよさそうです。

FDから起動に成功

この記事を書いた人

EpicGadgets4

レトロPC関連、ゲーム、電子回路で遊んでみたなどの記録を書いていきます。